結婚したくないけど子供は欲しい、そう思う女性が増えてきています。
これを選択的シングルマザーと呼びます。
とはいえ、現代でも「子供のことを考えると、両親はいたほうがいい」という考えが自然な形です。
子供時代に両親がおらず寂しい思いをした人や、母親・父親に大切に育てられてきた方が主にこういった考えに至るのでしょう。
ですが、一生独身のままでいたいけど子供がほしいと思う理由を聞けば、多くの方が共感・想像できることばかりでした。
では、それぞれ詳しく説明していきます。
男性を信じられない女性は「子育てをしていくために必要な信頼関係が築けない」という価値観があるようです。
例えば以下のような問題は男性不信になる、もしくは離婚原因になり得る要因です。
恋人の段階で行き詰まったり不安があったりするのに、結婚して子育てを一緒にしなければいけないなんて到底できないという気持ちは、共感できる方も多いのではないでしょうか。
歳をとるにつれて妊娠のしやすさも低下してくるため、そのタイムリミットに怯えている方もいるようです。
実際に妊娠や出産のタイムリミットには、個人差がありますが、35歳をすぎると徐々に妊娠率が低下すると言われています。
妊娠はタイミングや精神面・健康面など様々な要因が影響してきますが、特にお腹の中で子供を約10か月安全に育てるというのは大変なことです。
女性にとって何歳まで子供を産めるかはとても重要なことと言えるでしょう。
≪参考≫日本産婦人科医会:妊娠適齢年令
婚活は頑張っているけどなかなか上手くいかない、でも早く子供が欲しいと焦って、最終的にはシングルマザーになることを選択するしか無いという結論に至る人もいるのです。
もしくは結婚して男性と協力して暮らしていくことが、どうしても自分に合っていないと感じる方もいます。
結婚相手を探すことに違和感を感じ、シングルマザーを選択するのです。
子供が欲しいと思った人の通過点が結婚ですが、すべての人に当てはまるとは限りません。
両親の影響などで、幼い頃から結婚にいいイメージが無い方も中にはいます。
とくに両親の喧嘩を頻繁に目撃していたり、どちらかが浮気をして離婚していたりなど、原因は様々です。
そういった経験をした人のなかには「他人と暮らして他人のために家事をするなんて無理」と考える人もいます。
また、家事や姑問題などに悩まされている主婦は多いため、そういった話を聞いているうちに「結婚って面倒だな」というイメージを持つ方も。
でも、自分の子は無条件に愛せるから、結婚はしたくないけど子供は欲しいという考えに至るのです。
結婚はしたくないけど子供は欲しいと思っている女性の中には「子供が好きだから」という理由も挙げられます。
血の繋がった子供なら大切にできるけど、繋がりがない旦那は他人だから心から愛せないという女性もいるのです。
実際に、結婚をして出産した主婦の方でも「旦那は使えないからいらない、子供がいてくれればそれでいい」「旦那は血の繋がっていない大きな子供、面倒なんて見きれない」という声もよく聞きます。
このような話を聞いた子供好きの女性は、旦那はいらないけど子供が欲しいと思うのも分かりますよね。
現代では40年前ほどと比べて、シングルマザー率は1.5倍ほど増えていると言われています。
一昔前までは「両親がいて当たり前」の日本でしたが、近年ではひとり親も珍しくありません。
とくに、結婚はしたくないけど子供はほしいという女性も増えてきているため、いつかそういった選択肢も珍しくない時代になるかもしれませんね。
いろんな家庭や子育てがあります。
子供の将来のためにも、しっかり納得できる方法を選びましょう!