シェアハウスの婚活は、人によっては向いていないかもしれません。

シェアハウスのメリットでも大きいのが金銭面の負担を減らせるということです。
1つの物件を複数人でシェアするという特性から家賃は相場よりも安いことが多く、中には光熱費が家賃の中にあらかじめ組み込まれている物件もあります。

入居の際にも敷金や礼金といった負担がなく、退去時にも事前に支払っておく契約金が修繕や清掃の費用に充てられます。

そのため、婚活を目的としていなくても引っ越しが多い方であれば、シェアハウスを利用することで経済的な負担を軽減することが可能です。

一人暮らしを始めるには何かとお金がかかります。

家具や家電を一式揃えるとなれば、どれだけ安く見積もっても10万円近くはかかることでしょう。
しかし、シェアハウスであれば全ての家具・家電が最初から備わっているため、入居の際にも自分の身の回りの荷物だけで済むというのも大きなメリットです。

自室以外の家具や家電は全員で共有するものですが、多くのシェアハウスでは冷蔵庫のみ各部屋に割り当てられています。

一人が寂しいという方にとってシェアハウスは理想の居住形態と言えるのではないでしょうか？
住人も社会人から学生、中には外国人の居住者がいることもあります。

家には常に誰かがいる上に、幅広い交流を楽しむことができるのも魅力的ですね。

特に病気やケガをしてしまった際は一人だと心細いものですが、シェアハウスに住んでいれば誰かしら気にかけてくれるので安心です。

部屋には冷蔵庫しかないため、トイレや料理、シャワーを浴びるのにもいちいち部屋を出る必要があります。

一人暮らしと比べるとデメリットに感じてしまいますが、実家であっても同じような手間がかかるため気にしている人は少ないようです。
出来るだけ1人の時間が欲しいという方にとっては少々苦痛に感じるかもしれませんね。

電話の話し声や物音など、誰かと住んでいる以上、生活音があるということは留意しておきましょう。

それぞれマナーを守って生活を送ってはいますが、神経質な方にとっては音が気になるということもあるでしょう。

最近では防音がしっかりとしている物件もありますので、シェアハウスを検討している方は防音設備もチェックしてみることをおすすめします。

シャワーやトイレなど複数人が利用する設備ではどうしても待ち時間が発生してしまうことがあります。

こういった不便さもシェアハウスならではのものであると言えますね。
一軒家タイプのシェアハウスの場合、住人のドライヤーの時間が被ってしまいブレーカーが落ちてしまうというケースもあるようです。

共有部分はルールとマナーを守って利用することを心がける必要があります。